目がショボショボして疲れやすい。
頭痛、肩こりがする。
目がゴロゴロする、乾いて痛い。
などの症状を感じたら、あなたもドライアイかも知れません。
いつも目が疲れる、乾いた感じになってしまう理由とは?
大きな原因の一つとされているのが、
“まばたきの回数の激減”
目の角膜は、人の体の中で唯一、血管が入っていない粘膜です。
この角膜を血液に変わって潤してくれているのが、涙。
あまり知られていませんが、涙は血液とほぼ同じ成分をしています。
その涙は、まばたきによって、目全体に供給されています。
まばたきの回数が減るということは、目に栄養を届ける涙が減っているということ。
栄養が足りず老廃物が溜まるため、いつも目に違和感を感じるようになるのですね。
まばたきの回数が激減する大きな理由には、スマホの使い過ぎが挙げられます。
電車の中などで周囲の人を見渡して見ると、多くの人がうつむき加減でスマホを触っています。
同じような光景はどこでも見られますね。
じっと集中してスマホを触っていると、いつの間にか著しくまばたきの回数が減っているのです。
ひどい人になると、1分以上全くまばたきをしない人もいるようです。
涙はまばたきをしないとすぐに蒸発してしまうので、これでは目に違和感を感じるようになるのも当然のことです。
つまり、目がゴロゴロするなど違和感を感じたら、意識してまばたきの回数を増やせば、それだけで症状が和らぐケースも少なくありません。
目の疲れは侮ってはいけません。
目は心の窓、目は脳の出先機関という言葉があるように、目の疲れは脳の疲れに直結し、心の病にもつながります。
また、目が乾くと眼球の動きも鈍くなります。
眼球の運動は、全身の姿勢を調整する働きのある首の付け根の筋肉と連動しています。
目の違和感を解消しないままにしておくことで、全身の姿勢のバランスの乱れにもつながってしまい、肩こりや頭痛がひどくなるというわけです。
スマホやパソコンなどの端末は、今では誰の生活にも欠かせない物になりました。
便利になったはずなのに、なぜか多くの人はあまり幸せを感じていません。
むしろ、昔よりも心の病を抱えて生きている人が増えています。
スマホなどの画面の見過ぎによる、まばたきの回数の減少が、その原因の一つであることは間違いないでしょう。
少し意識して、まばたきの回数を増やしてみませんか。
それだけで、心と体の様々な不調が解消するかも知れません。