10月も中旬になると、朝晩はすっかり冷え込むようになりました。
日中はまだ汗ばむ日もありますが、寒い冬の気配が確実に近寄って来ています。
人の体は寒くなると、ギュッと身を縮めることによって、熱が逃げるのを防ぎます。
寒さに備えて、体をしっかりと縮める力を付けておきましょう。
肘の関節の外側から指三本分、手首方向に進んだ位置に、手三里(てさんり)というツボがあります。
左腕の手三里のツボの辺りを、右手で軽く押さえてみて下さい。
そのまま、ゆっくりと10回ほど呼吸してみましょう。
背中の上の方から首にかけて、少しずつ温かみが感じられるようになります。
頭は涼しくなり、肩甲骨周辺の筋肉の緊張が緩みます。
その効果によって、寒さに備えて身を縮める力を付けることが出来ます。
冬を少しでも楽に乗り切るためには。
今の時期から、寒さに備えた体つくりをしておくことが大切。
簡単にできる方法なので、ぜひ試してみて下さい。