いつも多数派の中にいて協調性には優れているが、自分の意見はあまりない人。
自分の意見がるために、どこにいっても孤立してしまう人。
あなたはどちら側に近いでしょうか?
どちらの人の方が強く、不安の少ない日々を送れるでしょうか?
おそらく、組織の中にいるうちは、多数派の中にいた方が強いでしょう。
社会的に信用され、認められる人も前者です。
日本では特にそうですね。
大きな組織に所属していれば、それだけで社会的信用が上がるもの。
なので、多くの人が同じように良い大学を目指し、少しでも良い企業に就職しようとします。
もちろん、それは素晴らしいことでしょう。
ですが、人々の不安を生み出す大きな原因となっているのも、多数派=社会的信用、といった考え方。
多数派からはじき出され、孤立してしまったら生きていけない、という不安から多くの人は、自分の意見を持たず周囲の人に迎合するようになります。
そして、いつの間にか自分というものが無くなっていきます。
自分の価値が何なのか、全くわからなくなってしまいます。
そうなると、不安はますます増強し、自分の力で自分の人生を生きることが出来なくなってしまうでしょう。
不安から逃れるため、不幸にしがみつき、心も体も完全に疲れ果ててしまう前に!
・必要以上に、周囲の人に迎合するのをやめてみませんか?
・あなた以外の誰かが決めたルールや価値観を疑ってみませんか?
・孤立することを恐れずに、何か行動を起こしてみませんか?
わがままに好き勝手に振る舞いましょう、という意味ではありません。
人に迷惑を掛けたり、嫌な思いをさせたり、傷つけるような行動は避けなければなりません。
孤立は恐れる必要はありませんが、多くの人から嫌われてはダメです。
不安なく個人の力で自分の人生を生きることが出来る人は、自分の意見がるために孤立してしまう人の方です。
そもそも、最初から多数派の外にいるのだから、組織を追い出される不安は元からありません。
不安が無いから、不幸な生き方にしがみつく理由も全くないのです。
嫌な仕事はしなければ良い、嫌な人とは付き合う必要が無い。
孤立すると、大きな組織に所属する人と比べれば、社会的な信用は無いかも知れません。
しかし、社会的信用なんて、本当に必要ですか?
社会的信用が、あなたを豊かにしてくれますか?
はっきり言って、ほとんどメリットなんて無いのでは?
むしろ、あなたから富を奪おうとする人ばかりが寄って来るのでは?
豊かさを運んで来るのは、個人的信用です。
あなたを個人的に信用してくれる人。
人として慕ってくれる人。
社会的信用を得るために組織にしがみつくより、あなたを個人的に信用してくれる人を増やす方が大切なのでは?
不安な気持ちは、いくら隠しても周囲の人に伝染します。
逆に、いつも不安なく生きている人は、周囲の人の感じている不安も消し去ってしまいます。
個人的信用を得るためには、人に不安を与えるのは禁物。
あの人と会うと気分が沈む、というような人を誰も信用しませんよね。
会っただけで元気になれる、安心感がある。
人からそう思われる人間を、目指してみてはいかがでしょう?
そのためには、孤立なんて全く怖くないのです。