10月の中旬は、のぼせやすい時期。
急激な気温の低下でお腹が冷えると、腎臓に熱がこもり、お腹に回るべきエネルギーが頭に向かいます。
この時に、首も固くなっていると、頭から下半身に向かうエネルギーの流れが止まってしまい、熱が下りられなくなります。
こうして、頭に熱がこもりのぼせてしまうのです。
下半身の不快な冷えはきつくなり、頭は熱を持ち、考え事や行動が出来なくなってしまう。
この時期の多いそんな症状を、簡単に改善する方法の一つは、
“ひじの内側を温めてみましょう”
やり方は簡単です。
ひじの内側を、もう片方の手の平で温めるように触ります。
ツボの位置などは考える必要はありません。
手の平を当てたり、さすったりして肘関節の内側を温めてみて下さい。
左右交互に行いましょう。
しばらくすると、首と鳩尾(みぞおち)周辺が、温かく感じるようになって来ます。
同時に、前頭が涼しくなれば、エネルギーが上手く循環し、冷えものぼせも同時に解消して来るでしょう。
外出先でも座ったままでも、どこでも簡単にできる方法です。
旅行はレジャーでいつもと違う場所に出掛けると、急激な気温の変化で、いつも以上に体が冷えたり、のぼせてしまうことはよくあります。
お休みを有意義に過ごすために、ぜひ、この方法を覚えて活用してみて下さい。