目の動きと人の心の状態は密接につながっています。
眼球の動きが固くなると、心までも固くなり視野が狭くなります。
スムーズに目が動く時は、心にも余裕が出来て頭も柔らかくなり、様々なアイデアが浮かんだり、何事にも集中して取り組むことが出来ます。
そのメカニズムの話は、また別の機会に譲るとして、ここでは眼球運動で潜在能力を活性化させる方法を一つ紹介させていただきます。
・目の前に大きな数字の8の字をイメージします。
・両目をえぐるような感じで大きく動かし、イメージした8の字をなぞってみましょう。
・眼球がスムーズに動くようになったら、今度はできるだけ素早く両目で8の字を描くように動かします。
・30秒測って、何回くらい8の字を描けるか数えながら行いましょう。
・次に目の前の8の字を横向きにイメージします。
・同じように横向きに眼球を動かしながら、30秒で何回8の字を描けるか、数えながら行ってみてください。
縦・横と、大きく眼球で8の字を描いてみると、どのような感じがしますか?
眼球を動かす神経は、人間の生命力に深く関わる脳幹という部分から来ています。
目の動きが良くなると、生命力の中枢である脳幹の働きも活性化されます。
脳幹が活性化されると、大脳全体に信号が伝わり、意識がはっきりとして来るだけでなく、五感も冴えるようになります。
秋は、動きやす反面、疲れが出やすい季節でもありますね。
低気圧が近づいている日などは、特に気持ちがすっきりしない状態が続きます。
そんな時にも、この眼球を8の字に動かす運動は効果的。
何となく沈んだ気分を回復させてくれ、かと言ってテンションが高くなり過ぎることもなく、程よく活動しやすい状態になれるでしょう。
いつでも、どこでも、簡単にできる方法です。
ぜひ、試してみてください。