速読法などの教室で、良く取り入れられている、脳を活性化させる方法の一つを紹介します。
この方法は、ただ単に本が早く読めるようになるのではなく、様々な情報に対する処理能力を上げる効果があります
なので、素早い判断が求められるスポーツ選手や、企画力が求められるビジネスマンにとっても有益な方法です。
では、やってみましょう。
・左右の手の指先を合わせ、ドーム状の形を作ります。
・指は真っ直ぐに伸ばすのではなく、自然で滑らかな丸い感じで、全体が半球状になるようにしましょう。
・その形を崩さないようにして、まずは親指から、左右の指を回転させます。
・この時に指同士を接触させないことが大切です。
・右回しを10回、左回しを10回行います。
※右回しとは、右手の手首から見た時に、指先が時計回りに回転する動きで、左回しはその逆です。
・次に人さし指で行います。
・中指、薬指、小指と順番に行いましょう。
これを1セットとして、毎日5セットほど行ってみて下さい。
やってみると、中指や薬指がなかなか回転しないと感じると思います。
最初は、中指や薬指など、指同士が触れ合わずに回せるわけが無いと思うかも知れません。
ですが、誰でも練習するとコツを掴めてきます。
このコツを掴んだ時には、自然と全身の無駄な力が抜けて、精神的にも身体的にも余分な緊張から解放されることになります。
すると、はっきりと頭の回転が速くなっているのが感じられるでしょう。
スポーツや読書をする前、何か考え事をしたり文章を書く前などに、この指回しをやってみて下さい。
指の動きを柔らかくすると、そのまま頭が柔らかくなることを実感出来るでしょう。
ぜひ、試してみて下さい。