一流と呼ばれる人たちの特徴の一つが“記憶力の良さ”
例えば、大きな組織のトップに立つ人などは、一度会っただけの相手でも、次に再開した時に名前や交わした会話の内容を覚えていることがあります。
その記憶力の良さには、本当に驚かされるもの。
真似をしようとして、何事も全力で記憶しようとしても、普通の人はなかなか上手く行かないものです。
一流の人達の驚くべき記憶力の秘密は“整理の良さ”
自宅やオフィスはもちろん、カバンの中などいつも見事に整理されています。
きちんと整理されているから、余計な思考に囚われることがありません。
なので、今の一瞬一瞬に集中して生きることが出来る。
だから、人との会話も頭に深く刻むことが出来て、驚くほどの記憶力が身に付くのです。
そして、整理がきちんとなされていると、上がるのは記憶力だけではありません。
自律神経の働きのバランスも高いレベルで安定を保つことが出来ます。
自宅やカバンの中が整理されていないと、何かが見つからないといったことが多々あります。
この時に人が受ける精神的ストレスは相当なもの。
呼吸は浅くなり、心拍数が上がり、一瞬にして安定した精神状態を狂わせてしまいます。
しかも、一日に何度もこのようなストレスを受けていたらどうなるでしょう?
いつしか自律神経失調症になり、心にも体にも様々な不調を感じるようになってしまいます。
常に気持ちも不安定になり、人と会って話をしていても落ち着かないので、相手の印象も会話の中身も記憶に残りません。
それどころか、不安や落ち着きの無さは周囲の人にも伝染し、自分の印象も下げてしまいます。
断捨離が流行ったり、片付け本が売れるなど、整理整頓の大切さは様々なところでよく耳にします。
一気に整理しようとすると、逆にストレスが強くなったり頭が混乱しがちになるので要注意。
まずは、持ち歩く機会の多いカバンの中から整理を始めてはいかがでしょう。
不要な持ち物を減らすだけで、自律神経の乱れを大きく減らせます。
その日出会った人や体験したことの記憶も残りやすくなり、落ち着いた気分で行動出来るでしょう。
参考にしていただけると幸いです。