健晃堂

好印象を持たれる人の習慣

いつ会っても、落ち着いた雰囲気の輝きを放っている人が居ます。

そのような人の多くには、共通して見られる習慣があります。

それは、

“手書きで文章を書く習慣”

毎日、手書きで日記を付けている人。

自分の頭の中を整理して、浮かんできたアイデアを書き出している人。

人によってその習慣は様々ですが、手書きで文章を書く習慣がある人は、落ち着いた雰囲気を放っています。

なぜ手書きで文章を書くことで、落ち着いた雰囲気の輝きを放つようになるのでしょう?

理由の一つは、自分を客観視することで、不安や焦り、怒りや恐怖といった感情から解放され落ち着いた精神状態を保てるからです。

気持ちが落ち着いていれば、自律神経の働きも高いレベルでバランスが取れているため、呼吸も深くゆっくりになります。

その姿は、どことなく品格を感じさせるだけでなく、周囲の人にも安心感を与えます。

自律神経の働きは近くに居る人に伝染するため、落ち着いた雰囲気の人は、周りの人の気持ちも和らげることが出来るのです。

もう一つ大切な意味があります。

手書きで文章を書くということは“生きて来た記録を残す”ということ。

この記録はストックされ続けます。

毎日、その日に得た知識や経験・気付きなどをストックし続けていると、いつの間にか膨大な量になります。

貯め込まれた膨大な知識や経験・気付きこそが、あなたに余裕を与え、魅力を引き出してくれる最大の武器になるもの。

なぜなら、このような日々の積み重ねが“結晶性知能”を形成し、他人から頼られる存在になるから。

頼りになりそうな人には、人は好印象を抱くものです。

そして、最後になぜ“手書き”なのか?

デジタルデータとして記録を積み上げていくのではダメなのでしょうか?

ダメという訳ではありませんが、やはり手書きに勝るものはありません。

理由は、手書きの文字にはその時々の精神状態が表れます。

落ち着きがない時には雑な文字になりますし、自信を失っていれば小さくて弱々しい文字になってしまいますね。

しかし、ゆっくりと丁寧に字を書き始めると、不思議と精神状態も正常に戻るのです。

この気持ちを修正出来る効果が、デジタルには無いアナログ独特の大切なポイント。

また、後から文章を見直す時にも、手書きの文字からはその時々の感情が読み取れます。

今現在、大きな困難にぶつかっていたり、不安な気持ちになっていたとしても。

過去の自分が、同じような状況を乗り越えて来た記録が残っていれば。

それは、大きな自信を与えてくれることになるでしょう。

手書きで文章を書く習慣は、財産を積み上げていく習慣と言えるでしょう。

貯金がたくさん出来ると人は心に余裕が出来ます。

同じように、この知識や経験・気付きなどにも、心に余裕を生じさせる力があるものです。

その余裕は、あなたの魅力となり、印象を上げてくれるでしょう。

参考にしていただけると幸いです。

15.09.19

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