健晃堂

朝起きた時が一番疲れている時は

朝がスッキリ起きられない。

仕方なしにいつも起きてはみるものの、朝起きた時が一番疲れている。

そんな時ってありますよね。

朝からかったるい、だるくて仕方がない。

そんな時は、

“脇腹をつまんでみて下さい”

しっかりとつまんで、左右に引っ張ってみましょう。

息を吐きながら、つまんでいる手の力をゆっくりと抜いていきましょう。

これを何度か繰り返していると、お腹が温かくなって来ます。

すると自然と落ち着いた気分になり、だるさもいつの間にか消えているでしょう。

なぜ、脇腹をつまむと良いのでしょう?

簡単に説明させていただくと、仕事などに集中する時に同じ姿勢を維持するには、体が微妙に揺れ動きながらバランスを取る方が疲れません。

微妙に揺れ動くことで、同じ筋肉にばかり負担がかかるのを防ぐことが出来るからですね。

その時の要になるのが腰椎で、それを支えるのが脇腹の筋肉です。

ところが、パソコン仕事などで長時間同じ姿勢を続けていると、腰椎の動きが固くなって来ます。

すると、腰、背中、肩、首と全身の筋肉が緊張し、脇腹の筋肉は逆に力が抜けたような感じになってしまいます。

脇腹の筋肉は胃腸の位置を正常に保ち、その働きにも影響を及ぼします。

ところが脇腹に張りが無くなると、ポッコリとしたお腹になり、胃腸の働きも悪くなります。

胃腸は人の体のエネルギー循環に重要な場所。

特に、寝ている間から朝にかけて上手く活動出来ないため、朝起きた時が一番疲れているといった状態になってしまいます。

朝起きた時が一番疲れている時は脇腹の筋肉を引っ張って、本来の働きを呼び覚ましてあげることで、胃腸の働きも良くなり、全身にエネルギーが回り始めます。

座っているだけで、腰が疲れる。

休んでいる時が一番だるい。

こんな症状を和らげるのにも、脇腹の筋肉を引っ張ると効果的。

簡単にできるので、ぜひ試してみて下さい。

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