目的や目標に向かって集中したいが、どうしても気持ちがブレてしまう。
そんな時に、心のブレを正し集中力を高める体の動かし方を紹介します。
この運動行ったあとには、心と体の深い繋がりを感じていただけることでしょう。
・はじめに、立ち上がって「その場歩きを」をします。
手足を自然に動かしながら、足踏みをして、全身が緩むように意識してみて下さい。
・次に、徐々につま先が床にくっついてしまったような歩き方に移行します。
イメージとしては、歩きたいのにつま先が床にくっついて歩けないような感じです。
踵だけを左右交互に浮かせる感じですね。
・その動きを続けながら、股関節に意識を向けて下さい。
つま先がくっついた状態になり、股関節が自由に動くようになり、ゆるみが感じられませんか?
このゆるみが、体全体に伝わるようにイメージしてみましょう。
しばらくこのように体を動かしていると、全身の筋肉が緩んできます。
気持ちが分散して心にブレが生じている時には、体にも分散した力が掛かっています。
前に向かって進むための筋肉と、横に動くための筋肉に同時に力が入っているようなイメージでしょうか!。
この全身の筋肉を一旦緩めて、前に向かって進むために全身の筋肉のエネルギーを同じ方向に集中させる効果が、この運動にはあります。
体を動かしたあとには、すっかり気持ちのブレもなくなっていると思われます。
人が立って手を振れるだけのスペースがあれば、いつでもどこでも出来る運動です。
やるべきことがあるのに、どうしても集中できないと感じた時、ぜひ試してみてください。