組織に縛られず、自分の力で独立して生きていきたい。
その為には、多くの人に影響力を持つインフルエンサーになることが大切。
影響力を身に付けるために、特別な知識やテクニックは必要ありません。
自然な笑顔を究める。
少人数の身近な人たちとの人間関係を強化する。
このような、誰もが出来る当たり前のことを、誰もやらない当たり前では無いレベルまでやり切る事。
何事も凡事徹底の精神で取り組めば、必ず道は開けて来るでしょう。
しかし、
その凡事徹底が出来ない!!
いつも気が付いたら忘れてしまっている。
性格的に凡事徹底は無理みたい……
こう言いたいお気持ち、よく解ります。
出来るのなら、とっくにやってますよね。
ならば、ここに視点を向けて下さい。
何事も徹底的に人の何倍もやり切る事が出来る人には、どのような特徴があるのでしょう?
大きな特徴の一つは、
“姿勢がピンと一直線に伸びていること”
笑顔の達人になる人。
一流のスポーツ選手。
経済的にも大きな成功を成し遂げた人。
このような人達の姿勢をよく観察してみて下さい。
みんな、大地をしっかり踏みしめ、地球の中心から天に向かって姿勢が真っ直ぐに伸びているように見えませんか?
姿勢と、凡事徹底が出来る事と、一体何が関係あるの?
と思われるかも知れませんが、正にここが大きな違いになるのです。
まず、ピン一直線に姿勢を伸ばすと、全身の筋肉に無理な力が入りません。
いつも自然体で、リラックスした状態になります。
体がリラックスしていると心も安らぎ、自然な笑顔で居られるようになります。
人の表情を作るのも顔の筋肉。
全身の筋肉は筋膜という組織で連結しているため、体全体の緊張がほぐれると、自然な笑顔で居ることがニュートラルな状態になるんですね。
人の心と体は密接につながっているもの。
一直線に伸びた姿勢を作る筋肉から脳へ向けて発せられる信号は、精神状態にも大きな影響を与えます。
つまり、ピンとした姿勢が保たれると、心にもブレが無くなる。
だから、どんな些細なことに対しても、迷うことなく徹底的に取り組むことが出来るのです。
反対に姿勢の軸がブレていると、常に体のどこかに無理な力が入ります。
その力は顔の表情筋にも伝わり、口角が下がったり、固い表情になってしまいます。
すると、精神状態にもブレてしまったり、心に固まりを生じさせてしまうでしょう。
こうして、何事も凡事徹底からは遠く、中途半端になってしまうのです。
もし、何をやっても中途半端になってしまうのは、持って生まれた性格のせいだと思っていたら。
そう結論付ける前に、性格よりも姿勢の方に意識を向けてみて下さい。
心と体のつながりを強く感じることが出来て、行動も大きく変わるでしょう。
ぜひ、姿勢に常に意識を向ける習慣を持つことをおすすめします。
では、どうやって一直線に伸びた姿勢を作れば良いのか?
次回以降でお話します。