梅雨時になると、ふくらはぎがだるくて痛い。
冷え性がきつくなる。
こむら返りが多くなる、といった症状に悩みがち。
これは今の時期の低気圧と関係しています。
気圧が低くなると、大気中の酸素濃度が少なくなります。
環境に適応するため、呼吸や血液循環も自然とゆっくりになります。
すると、心臓から遠いふくらはぎの血液循環が悪くなり、疲れが回復しにくくなり、痛みを感じやすくなってしまいます。
何とも言えない不快なふくらはぎのだるさや痛みを軽減させるには、膝の裏にある委中(いちゅう)のツボ刺激が効果的。
膝の裏に指を当て、脈を感じるところが委中のツボです。
このツボへの刺激は、ふくらはぎのだるさを和らげる効果が高いのですが、押さえると強く痛むので注意が必要。
軽く膝を曲げるような状態で、膝の裏に親指を入れて押さえると、あまり痛みを感じることなく刺激できるでしょう。
デスクワークで長時間座っている場合など、ふくらはぎの血行が悪くなりやすいので、時々刺激してみて下さい。
決まった刺激の仕方は特になく、親指で軽く揉みほぐすようにしていると、ふくらはぎに心地良い感じが伝わってきます。
また、時々つま先を意識して動かすことも、ふくらはぎの筋肉への血液循環を良くして、冷え性の悪化などを防いでくれます。
だるさや痛み、冷え予防と改善に参考にしてみて下さい。