健晃堂

継続は力なり ただし……

継続は力なり

ただし、ただ継続すれば力になる、という訳ではありません。

エジソンの例にしても、同じ失敗を何千回も繰り返したのでは無いのです。

大発明家のエジソンが継続したのは、上手く行かなかった原因を分析し、学び直して方法を改良し、また実験するという一連のサイクル。

これを何千回と繰り返し継続した結果が、世紀の大発明へと繋がりました。

今、漠然と続けていること。

流されるように、ただ同じことを毎日繰り返しているだけでは、いくら継続してもそれは力にはなりません。

プロ野球選手になりたい少年が、サッカーボールを蹴る練習をどれだけ毎日継続して続けても、野球は上手くなりません。

種を植えていない畑に、毎日のように水と肥料を与え続けても、何も作物は実りません。

継続を力に変えるには、まずは最初の方向性を間違わないことが大切。

そして、軌道修正を忘れないこと。

現代のような高度情報化社会では、何もしなくても外部から様々な力が加わり、すぐに軸がブレてしまいがちです。

ただ単に、物事を単純に継続するだけなら誰でも出来ます。

しかし、自らの目的を見失うことなく、常に軌道修正しながら何かを継続していくのは、並大抵のことではありません。

時には全ての情報や人間関係を遮断して、自分と向き合って目指す方向を再確認してみることも大切。

そして、方向性がはっきりすれば、継続することはただ一つ。

“経験を重ねること”

同じことを単調に繰り返すのではなく、目的に向かって様々な経験を日々反省・改善・改良しながら、重ね続ける重続が大切。

夢や目標に向かって頑張っていると、何をやっても上手く行かない、と感じる時期が必ずあります。

そんな時には、継続は力なりと同時に、

“重続は力なり”

この言葉を大切にしてみて下さい。

経験を積み重ねていけば、必ずいつか、見たことの無い世界に辿り着けるでしょう。

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