健晃堂

起業家の習慣

組織に依存することなく、自分の力で人生を切り開いていく人たちには、ある共通した要素があります。

それは、

常に何かに気付こうとしているということ。

どんな場面でも、何か新しい発見や気付きを探し続けています。

普通に道を歩いている時も、自宅で野球やニュースを観ている時でも、誰かとお茶している時、ご飯を食べている時、お風呂に入る時も、寝る時も、常に自分にとって何らかの新しい発見を探し続けています。

無意識レベルで、この習慣が身に付いている人。

常にどんなことからも気付きを得ようと意識している人。

タイプは様々ですが、とにかくボーッとしていることがありません。

これは、野性の感を磨き続けていると表現すれば良いのでしょうか。

自由な生き方。

時間や場所に縛られないライフスタイル。

などと言えば聞こえは良いのですが、これは言葉を換えればこうなります。

自分の身に起きる出来事は、全て自分で責任を取らなければならない生き方。

自ら動かなければ、誰からも何も与えてもらえない生き方。

つまり、野良犬と同じ。

餌にありつけそうな場所、安心して身を置ける場所を見つけるためには、周囲のあらゆる情報に常に敏感になっている必要があるでしょう。

人間社会の中で、野良犬のようなタイプの人が、文化的に人らしく生きるためには、自分でビジネスをするしかありません。

そして、全てのビジネスの基本はこれです。

“情報格差を利用する”

サービス業や物販、講師業など、全てのビジネスはこの情報格差を埋めることによって成り立っています。

物販であれば、人の役に立つ物や欲しがる物を、どこかで安価で仕入れて来て、利益を乗せて販売する。

売れる物が、どこで安く手に入るかの情報を持っている人が、物販でも成功出来るのです。

医師や治療家なども同じ、病気や健康に対する情報強者になることで、患者様に改善策を伝えたり、薬を出したり、治療を行ったり出来るのです。

あらゆるビジネスは、全て情報格差を埋めることで成り立っている。

なので、起業家タイプの人間には、常にあらゆることにアンテナを張り自分しか知らない情報を見つけるため、いつも何かに気付こうとする習慣が細胞レベルにまで身に付いているものです。

また、情報とは常に動いているもので、世の中にはトレンドというものが存在しています。

あるトレンドに乗るべきか、乗らないべきか。

乗るならどのタイミングで参入すべきか。

これらの見極めも、最終的には直感に頼らざるを得ません。

日頃から直感を磨いておかなければ、トレンドへ参入するにしても、最も良い時期を逃しビジネスで成果を上げることは出来ないでしょう。

世の中の役に立つ情報を持ち、その格差を利用してビジネスが出来る人とは、本を読んだりセミナーを受け続けたりしているだけの人ではありません。

読書やセミナーを受講することはもちろん大切です。

しかし最も大切なのは、そこから何を学び、何を知り、何に応用することが出来るのかに気付くこと。

成功者の語るセミナーなどでも、長く通い続けていると、聞いたことがある話ばかりになり、マンネリ化してくるものです。

そのため、もうここで学ぶことは無い、などと言って去って行く人が居ますが、大抵の場合こういう人は何も学んではいません。

大きな成功を成し遂げた人には、言葉だけでは表現できない磨き抜かれた感性があるものです。

自らもその成功者に近づくために学び、行動し、何かに気付こうとしているのであれば、同じ話を繰り返し聞いても得られるものはその度に違ってくるはずです。

マンネリ化を感じたら、自分自身が何も気付いていない、つまりは成長していない証拠だと思うべき。

本当に学ぶことが無くなったのであれば、その講師と肩を並べるような存在になっているはずでしょう。

もし、日頃をなんとなく過ごし、特に何も得ることなく日々が過ぎていくと感じていたら。

どんな場面でも、絶対何かに気付いてやるという、強いマインドを持って過ごしてみてはいかがでしょうか?

この習慣が身に付くことで、人との接し方、読書の方法、セミナーの受講の仕方なども、大きく変わります。

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