昨日から京都の清水寺では、夜の特別拝観が始まっています。
私は清水寺の関係者の方にお誘いいただいて、前日の13日に少人数で特別拝観に参加させていただきました。
清水寺と言えば、いつもすごい人混みですが、その日はほぼ貸切状態。
清水の舞台の上で一人で写真を撮ってもらうといった、普段では絶対出来ないような体験をさせていただきました。
ところで、清水寺には1200年以上にわたって、人が集まり続ける工夫が随所になされています。
現代でいうところのマーケティングの手法が、いたるところに散りばめられています。
神聖な場所なので、情報をどこまで公開して良いのかどうかわからないので、詳しくは書けませんが、商売の基本の全てが学べると言っても良いでしょう。
清水さんにお参りすることがあれば、何かをお願いしたり祈るだけでなく、日頃の無事を感謝した上で、“なぜ人が集まるのか?”に注目してみてはいかがでしょう?
清水寺に限らず、人が集まる場所というのは、気付かれないようなところに、様々な工夫が凝らされているものです。
社会的に大成功する人は、ほぼ例外なく、お寺や神社を大切にしています。
神仏を敬う心を持っているから成功出来たのでしょうか?
もちろん、それも大切でしょう。
しかし、それ以上に、
なぜここには人が集まるのか?
といった点に常に注目して、いつも考えていることが大きいのではないでしょうか?
私の知り合いでも、大成功している人は、ある時期からみんなお寺や神社に頻繁に行き出す人が大勢居ます。
これから紅葉シーズン。
紅葉スポットには毎日大勢の人が集まるでしょう。
人が集まる場所に出かけたら、ただ人混みで疲れて帰って来るのではなく、
“なぜここには人が集まるのか?”
必ずその秘密を一つか二つ見つけられるように、凝視しながら観光してみてはいかがでしょう?
新たな楽しみ方が増えると思われます。
では、寒くなりましたので、くれぐれも体調には気を付けて、良い週末をお過ごし下さいませ。