自分のコミュ二ティーを作るコツ。
これは一昨日お話させていただいた、
「目の前の人を大切にする」
これに尽きると思います。
何らかのコミュニティを立ち上げたところで、最初は人は集まりません。
ですが、例え一人でも集まりに加わってくれる人が居れば、これは成功なのです。
なぜなら、その一人との関係を大切にして、喜んでもらえるように全力を尽くせば良いだけ。
人が大勢集まるコミュニティーは、確かに楽しいのですが、場の中心人物との距離が遠くなってしまうという欠点があります。
たった二人しかいなければ、一人に喜んでもらうために全精力を注ぐことが出来ます。
そうすれば、最初は二人だけだった集まりも自然と三人四人と増え出します。
いつの間にか数人程度の集まりができると、その中に影響力を持つ人物が交ざって来ます。
宣伝効果が抜群の人物が一人入ると、あっという間に拡散して人が増えてきます。
こんな流れで人の集まるコミュ二ティーが形成されて行くんですね。
上手くいかない人は、最初から大きな集まりを作ろうとする傾向があります。
大きく立ち上げようとして失敗する。
もしくは最初に来てくれた一人をあまり大切にしない。
目の前の人に意識を向けないで、
「もっと大勢来てもらうためには?」
などと、何処か遠くにいる人のことばかりを考えているようです。
また、一時的に自分のコミュニティを持つことに成功しても、何らかの活動を続けなければ、人はすぐに離れていってしまいます。
最近来た人ばかりを大切にして、昔からいる人にはあまり意識を向けなくなる人のコミュニティーも、ある時期から一気に人が離れ出します。
お店を持つと、そのお店はずっと経営を続けなければなりません。
開けたり閉めたりを繰り返していては、いつまで経ってもお客さんは定着しません。
いつもお店を開けていてお客さんを大切にしていたとしても、飽きられたら終わり。
すぐに人は離れていきます。
一度コミュニテイーを立ち上げると、ずっと継続して続けること。
来てくれている人が飽きないように、常によろこんでもらえるようなアイデアを出し続けること。
この二つが出来ない人は、自分のお店を持っても絶対に上手くはいかないでしょう。
そんなことを言うが、コミュニティを立ち上げたらいきなり数百人の人を集める人もいる。
開店と同時に行列ができる店になり、ずっと続いている店もある。
この様に思われるかも知れません。
しかし、それは最初から自分のお客さんやファンを持っている人が行動を起こした場合に起こる現象。
今まで何もやった経験がない人が、いきなり何かを立ち上げて大勢人を集められることは絶対にありません。
“小さく始めて大きく育てる”
何かを始める時には、徹底してこの考え方を身につけておきたいものです。