ジメジメとした蒸し暑い時期から本格的な夏にかけて。
心が重だるくバテやすくなります。
疲れ切ってしまって、テンションが上がらない。
反対に緊張しっぱなしで、リラックス出来ない。
こんな状態を解消し、心身のバランスを整える高い効果を持つのが、肘にある曲池(きょくち)というツボ。
曲池のツボは、肘の関節を曲げた時に出来るシワの外側(親指側)に取ります。
このツボは、内分泌系の働きに強く関係するツボです。
刺激すると、ホルモンの働きのバランスを調整し、環境の変化から受けるストレスに強い心身の状態を作ります。
刺激方法は簡単。
腕組みをして人さし指で軽く押さえるだけ。
ツボ刺激に加え、腕組みをしてみましょう。
この姿勢は、ストレスで心身ともに疲れた状態から身を守る効果があります。
腕組みには、浅く早くなった呼吸を落ち着ける効果があるのです。
肩かぶら下がっている腕を支えるため、無意識に働いている筋肉を休ませる。
それが自律神経の働きを整え、心身ともにリラックスさせ呼吸を落ち着かせる。
腕組みにはこんな効果があるのです。
心が夏バテ気味と感じた時。
腕組みをしながら肘の曲池のツボの刺激を、試してみることをおすすめします。