長時間同じ姿勢を続けていると、肩や腕の筋肉が緊張し血流を悪化させます。
腕の緊張を和らげることで肩から首のコリも減らし、目への血流も良くなり酸素が運ばれるようになるので疲れを軽減させることが出来ます。
座ったままでも、寝転がったままでも簡単に出来る、腕の緊張を和らげる方法を紹介させていただきます。
・片方の腕を伸ばし親指を中に入れて軽く握りましょう。
・息を吐きながら、手を握った方の腕を小指側にしっかりと捻ります。この時に伸ばした側の腕と同じ方の目を強く閉じます。
・息を吐き切ったら、目と腕をパッと同時に緩めます。
・次に同様に息を吐きながら、親指側に捻り腕を伸ばしましょう。
・また息を吐き切ったら目と腕をパッと緩めます。
・これを左右交互に行いましょう。
腕の動きには曲げたり伸ばしたりする他に、回内・回外といった捻る動作もあり、様々な動きが一つになって上半身が使われています。
この腕の運動は、日頃あまり意識することが無い部分の緊張を和らげる効果があるので、全体的に血流が良くなり、目も疲れにくくなります。
ちょっと疲れた時に椅子に座ったままでも、休みの日に布団の中で寝転がったままでも出来る運動なので、ぜひ時々行ってみることをおすすめします。
動画での説明はこちら
目に限らず、人間には身体的にも精神的にも怪我をしたり何らかの不調に陥っても、自然に良くなろうとする力があります。
人の持つ潜在的な力を引き出す方法について、少しずつお話したいと思います。