健晃堂

他者貢献で上手くいく人・いかない人

人の悩みのほとんどは
人間関係から来ています。

病は気からとも言われるように、
多くの病気も対人関係のストレスが原因で
心身のバランスを崩すことで発症します。

人に認められたいという気持ちを捨て、
人を喜ばせたり貢献することによって、
自己評価も上がるとお話しました。

だけど現実には、

笑顔で話しかけても、

何をやっても上手くいかない。

そもそも認められていないのだから、
何をやっても喜んでもらえない。

行動すればするほど傷つく機会も増える。

そんな時は、

誰を大切にすべきかを
もう一度見直してみては?

ユダヤ教には十人の人と接触すれば、
そのうちの一人は必ず自分を嫌う。

十人中の二人は自分に対して
好意的な感情を持つ。

残りの七人はどちらでもない。

といった教えがあります。

同じような行動をしていても、
必ず自分を嫌う人は居るものです。

自分は何をやっても人から喜ばれない。

こんな気持ちになった時、

誰に対して多くのエネルギーを
向けていますか?

どうしても自分を嫌う
十人中の一人の人のことばかり、
頭の中で考えているのでは?

自分はダメな人間という思い込みがあると
どうしてもこの一人の人に
意識が行きがちです。

だけど、

十人中の二人は
好意的に思ってくれる人が居るもの。

よく人の反応を観察していれば、
必ずこのような人は居るはずです。

日々多くの人と接していると、
誰に対しても全く同じような接し方は
出来ないでしょう。

ならば、貢献する相手は、
この十人中の二人を見つけ、
その人たちに最大のエネルギーを
注ぎ込んでみては?

何もしなくても元々から
良く思ってくれている人なのだから
貢献しようという気持ちで接触すると、
とても喜んでくれるでしょう。

自己評価が低く、自分に無価値観を感じ、
周囲から認められることばかりを
考えながら行動している時には、
どうしても、この十人中一人の
自分を嫌う人に焦点が当たりがち。

あの人に自分を認めさせたい。

こんなモチベーションで動いていては、
いつまで経っても認められず、
なかなか自己評価が上がりません。

それに、

認められたとして、
次の絶対に自分を認めない人達が現れ、
また同じことの繰り返し・・・

意識する相手を変えて、
自分を好きになってくれる人、
高く評価してくれる人から
もっと喜んでもらうには?
さらに貢献するためには
と考えながら行動して得られた成果は、
自分も周囲の人も幸せにしてくれる
結果になるでしょう。

人は出会う人の全てから
好かれることは出来ないでしょう。

その一方で、

全ての人から嫌われることもまた、
同じように不可能です。

何をやっても評価してくれない人より、
自分を認めてくれている人のことを考え、
その人達への貢献の仕方を追求すれば、

豊かに日々を生きられると思います。

そんな人のところに、
お金や人脈、知識や情報などの
富が引き寄せられて来るようです。

自分にとっての
十人中二人の貢献すべき人は誰なのか?

少し意識してみてはいかがでしょう。

誰を大切にすべきかはわかった。

だけど何かしようとしても
いまいち喜ばれない。

他者への貢献の仕方にも
大切な順序というものがあります。

その順序とは?

次回お話します。

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